借金は男の甲斐性だろ?

ドン底への軌跡7〜最終話

当時、世間はバブル景気の真っ只中

多くの大人が判断を誤った。

おバカな大学生は・・・




就職活動は絶好調!

応募さえすれば内々定をもらえる。面接のための交通費に往復の航空運賃を支給してくれた会社もあった。

正直な話、就職活動は儲かった。

10社程度の内定なんてザラだった。

(当時の日本では、就職氷河期の方には考えられないことが起きていた。)





おバカな大学生も世間の流れに乗り、難なく大手メーカーに内定した。これで人生は最高に楽しいものになると確信できた。





あの日の出来事があるまでは…




就職先も決まり喜びもピーク!



MR2の攻めの走りは絶好調だった。ごく軽くテールスライドさせ、次々とコーナーをクリアする俺は、まさに怖いものなし。キレキレだ!




上りは展望駐車場で折り返し、下りの右ブラインドコーナーに度胸一発で突っ込んでいった。フル・ブレーキングからのグリップ走法をイメージして、まずは少し強めの
ブレーキング。




しかし、

片減りしていたブレーキパッドのせい?で、フル・ブレーキング時の挙動が理解不能な動きになってしまった。




ギギッギギギュル〜キュルル




走馬灯のように色んな思いが頭に浮かんだ。

やべ〜、この間ブレーキパッド交換しようと思ってたのに・・・あの時ちょうど、バイト代が入る前だったよな〜。』『あ〜〜〜





ガリガリゴリガガガガガ〜

ガッシャ〜〜ン




ガードレールをえぐり倒し、数メートル先の山肌に突っ込み何とか止まった。

一瞬の出来事のはずだが、不思議とスローモーションのように感じた。







イッテ〜、やっちまった。





あ〜あ、タバコ吸おう。(不思議と冷静でした)グチャグチャの車内からタバコとライターを探しだし、まずは一服。





俺は何だか落ち着いていた。通りかかった車の運転手が慌てて警察を呼んでくれた。





しばらくするとパトカーがやってきた。

警察官が優しく気遣ってくれ、尋問されながら自分が起こした事故を客観的に見るにつけ、事の重大さに気づきブルブルと震えが止まらなくなった。




クルマは見る影もなかったが、普通に生きている。ありがたい。

自分は生かされたのだと思う。お金のリテラシーを学び、大切なことは何なのかを学ぶまで。




当時は携帯電話も普及してない時代なので《戒めの一枚》を写メを残すことができなかったのがチョット
残念










ドン底まで突き落とされた。



自分の中の揺るぎない自信単なる過信だったと気付かされた。




そこで卒業、大学生活は終わった。




残債約170万円を残したまま…




(第1部  学生編おわり)








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